2017-02-15 第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
九九年のハーグ平和会議のときにはコフィー国連事務総長も来られて、それからツツ大主教などのノーベル平和受賞者も来られている会議もあって、その中で、NATOが爆撃をするというその時期に、今、先ほどの国連が思っている平和をつくるという意味はそういうことも含めてやっていくというような流れがいろいろ議論がされておりましたが、東ティモールも独立をしたりですね。
九九年のハーグ平和会議のときにはコフィー国連事務総長も来られて、それからツツ大主教などのノーベル平和受賞者も来られている会議もあって、その中で、NATOが爆撃をするというその時期に、今、先ほどの国連が思っている平和をつくるという意味はそういうことも含めてやっていくというような流れがいろいろ議論がされておりましたが、東ティモールも独立をしたりですね。
国際人道法は、一八九九年のハーグ平和会議以降、戦争のルール化から戦争自体の違法化へと着実に進んできました。一九二〇年の国際連盟規約、一九二八年の不戦条約と歩んできた戦争違法化の潮流の一定の到達点が、自衛目的を除く加盟国の武力行使を全面的に禁止した国連憲章であります。
国際人道法の流れは、一八九九年のハーグ平和会議以降、戦争のルール化から始まり、明らかに戦争それ自体を違法化する方向に進んでまいりました。国際連盟規約、そして不戦条約と歩んできた戦争違法化の歴史、その到達点は、急迫不正の侵害に対する自衛の場合を除いて加盟国の武力行使を全面的に禁じた一九四五年の国連憲章でありました。
しかしながら、一九九九年に、御承知のとおり、オランダのハーグでハーグ平和会議の百周年が行われて、世界から百カ国以上の一万人の市民が集まって、そこには国連のアナン事務総長とか南アフリカのツツ大司教などのそうそうたるメンバーが集まって、そこで公正な世界平和を確立するための十原則が決議されて、その第一原則は、各国政府は、日本国憲法第九条のように、政府が戦争をしないという決議をすべきであるということを採択したわけですね
今から百年前のハーグ平和会議は、国際人道法の第一号と国際司法裁判所を誕生させました。その二つともが役に立って、四年前に、国連総会の要請を受けた国際司法裁判所が核兵器について意見を判示しました。核兵器による威嚇や使用は、一般的には国際法、特に人道法に反するというものでした。
ハーグ平和会議における各国議会は日本国憲法九条に倣い政府が戦争することを禁止する決議を行うべきというアジェンダ等、国際社会において我が国の憲法はその現代的意義が生かされつつあります。
一つは、今からちょうど百年前、昨年がその百周年の記念に当たりましたが、一八九九年にオランダのハーグで第一回ハーグ平和会議というものが開催されました。このハーグ平和会議の流れをくむ、国際の平和と安全を確保するために国際社会がどういうふうに機構づくりをしなければならないかという見地から出てきた流れでございまして、いわば平和確保の主体としての国連というふうに申し上げられるかと思います。
といいますのは、土井さんは今パリにおりますが、きょうハーグへ移って、あしたからハーグで始まります一八九九年のハーグ平和会議の百周年を記念した「二十一世紀の平和と正義」ハーグ平和市民会議という会議に招かれて出席をするためにヨーロッパに行っているのでありますが、この席で日本国憲法九条の理念についてスピーチをしてくれということで、恐らく十三日にスピーチをすることになります。
本年は、ハーグ平和会議から百周年に当たり、これを記念する世界平和会議が五月にハーグで開催されることになっております。新しい世紀を戦争のない平和と繁栄の世紀とするために、我が国は世界の国々と手を携えて努力していかなければなりません。 自由党は、日本国憲法の平和主義、国際協調主義の理念に基づいて、平和な国際環境を確保するために積極的な外交努力を行っていくことについて、自民党と合意いたしました。